中小企業金融円滑化法について
平成24年3月30日(金)「中小企業金融円滑化法の期限を延長するための改正法」が国会で可決・成立しました。
これにより、中小企業金融円滑化法の期限が平成25年3月31日までの1年間に限り再延長されました。
「中小企業金融円滑化法」ってなに?という方もいらっしゃるでしょう。
その骨子や影響は以下の通りです。
・リスケ(返済ストップ・返済額削減)をしても、場合によっては新規融資が可能である。つまりお金を借りていても一時的に返済しなくても問題ない。
・金融期間の仕事が増えるが貸出残高も増える。しかも不良債権の卵も増える。
・改善計画を提出すれば金融機関の自社評価(格付)を「大目に」見てもらえる。
・一時的に楽になることで経営改善を怠ってしまう経営者が増える。
・平成25年3月から恐ろしいほどの「不良債権」が発生する可能性が高い。
というものです。
そのうち何とかなるではどうにもなりません。
経営改善でお悩みの方は当事務所にご相談ください。